BRAND HISTORY

イタリア南部の都市ナポリに、1882年創業したシューズファクトリー「Di Mella（ディ メッラ）」。創業時は乗馬ブーツを主として作っていましたが、徐々にドレス・カジュアルシューズにシフトしております。親から子への事業の伝承というイタリアの伝統的風習を守り続け、創業から130年経った現在、ジョヴァンナ・ディメッラがCEO兼デザイナーを務めています。 彼女は舞台美術家・芸能品修復家の経歴を持っており、それをシューズデザインにも生かしています。 過去のモデルを現代的な素材でアレンジし直したり、クラシックをベースにしながら現代のエッセンスを加えて現代の靴に生き返らせるなど、面白い試みを行い続けています。 高級素材を扱うには、革の部位や特性を研究・理解すること、実践することなど、それ相応の知識と技術力が必要とされます。 彼らは、130年の年月にわたって、それらを積み上げてきたからこそ、綺麗な靴を作ることができます。 「FATTE A MANO」と呼ばれる、ほぼすべての工程を手作業によって行う靴作りを守る一方、効率化のため最小限のマシンを導入することによって、価格とクオリティの最大限を図っています。 彼らの伝統的な靴作りの技術は、彼らの職人としてのプライドなのです。